キックボクシングで脚痩せをしたいと思っている女性の方も多いのではないでしょうか?キックボクシングは高いダイエット効果がありますが、正しいトレーニングを行っていないと思ったような脚痩せ効果が得られない場合があります。そこで今回は、キックボクシングで脚痩せ効果が出ない原因や、脚のケア方法について紹介します。
キックボクシングの脚痩せ効果について
まずは、キックボクシングの特徴と脚痩せ効果がある理由を見ていきましょう。
・脚が引き締まる
キックボクシングは下半身の筋肉を中心的に使う運動です。スクワットなどの筋トレと同じような効果が得られるため、脚が引き締まります。「脚が太くなる」と誤解されがちなキックボクシングですが、正しくトレーニングすれば脚は細くなる可能性が高いのです。
・余分な脂肪分が落ちる
特定の部位を鍛える筋トレと違い、キックボクシングは全身運動です。有酸素運動と無酸素運動の両方を同時に行うことができるので、余分な脂肪を効率よく落とすことができます。脚だけでなく全身を引き締める効果が期待できるでしょう。
キックボクシングで脚痩せ効果が出ないのはどうして?
キックボクシングのトレーニングをしても、脚痩せの効果が出なかったり逆に脚が太くなってしまったりする方もいます。考えられる原因についてこれから紹介しますので、ご自身のトレーニング方法で当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。
・カロリーの消費が供給に追いついていない
キックボクシングでどんなに運動をしても、摂取カロリーが消費カロリーを超えていれば体重は増加します。脚にも余分な脂肪がつく可能性があるので、食べ過ぎには注意してください。
キックボクシングは運動量も多いため、達成感や爽快感があります。そのため、終わった後につい揚げ物などの高カロリーなものや、お菓子を食べてしまうこともあるかもしれません。しかし、キックボクシングで脚痩せ効果を期待するのであれば、運動だけでなく食事面にも気を付ける必要があります。
・生活習慣に問題がある
脚の太さには生活習慣も影響しています。特に、むくみがあると脚が太く見えがちです。「デスクワークで座りっぱなし」「塩分の多い食べものばかり食べている」「日頃からヒールの高い靴履いている」という方は、脚がむくんでいる可能性があります。「脚を組む」など何気なく行なっている行動も、むくみや骨格の歪みにつながり、脚を太く見せてしまう可能性があるので注意しましょう。
・隠れ冷え性の体質
冷え性も脚がむくむ原因の一つです。「冷えを感じないから大丈夫」「手足は温かい」という方も、内蔵が冷えている「隠れ冷え性」の可能性があります。
脚は心臓から遠く、老廃物が溜まりやすい場所です。血流やリンパの流れが悪ければ老廃物も滞ってしまい、その結果脚を太く見せていることも考えられます。
・蹴り方が悪い
キックボクシングのやり方そのものが間違っている場合もあります。脚痩せ効果があるキックボクシングですが、脚だけを使って蹴るのは正しいやり方ではありません。脚に力が入ってしまうとそこだけ筋肉が発達し、脚が太くなってしまうのです。
キックボクシングは、全身を使って脚をしならせるように蹴るのが基本です。膝を緩めて立ち、腹筋を使って脚を持ち上げましょう。蹴るときは全身のバネを使います。
蹴り方の間違いは初心者によくあることなので、きちんとフォームを確認し、正しい蹴り方で脚痩せ効果をアップさせましょう。
脚のケアの方法とは?
脚痩せの敵でもある「むくみ」や「骨盤の歪み」は、どうすれば解決できるのでしょうか。家庭でもできる簡単なケア方法を紹介します。
・むくみをとる
むくみをとるだけでも、脚を細く見せることは可能です。
人間は立って生活する生き物です。長時間立ち続けるだけでも水分が下半身に集まってしまうため、むくみを引き起こします。むくみを感じたら、その日のうちにケアをしてあげましょう。毎日できる簡単な方法に、クッションや毛布を使って脚の位置を上げて横になるというものがあります。
また「塩分の多い食事を控える」「冷房や冷たい飲みものの摂取など脚を冷やす行動や環境を避ける」など、むくみを予防することも大切です。
・骨盤の歪みを直す
どんなに脚痩せ効果がある運動や生活をしていても、骨盤が歪んでいると効果が表れにくくなります。その場合は、ストレッチをしたり足首をほぐしたりして、骨盤の歪みを直すのがおすすめです。
また、家庭で骨盤の歪みをチェックする方法もあります。後頭部とかかとを壁につけて直立し、第二関節を曲げた状態の手の平を腰と壁の間に入れてみましょう。ぴったり入れば大丈夫です、入りづらかったり逆に隙間が空きすぎていたりすれば、反り腰や猫背の可能性があります。骨盤の歪みがある方は、ケアだけでなく日頃の姿勢や行動にも気を付けてください。
まとめ
キックボクシングでの脚痩せ効果をアップさせるには、食事や生活習慣、日頃の行動などにも目を向けてみてください。正しいフォームでトレーニングを続けながら、脚痩せを目指しましょう。