キックボクシングで脂肪を燃焼しよう!脂肪が増える理由なども紹介

キックボクシングで脂肪を燃焼しよう!脂肪が増える理由なども紹介

キックボクシングは体全体の筋肉を使い、有酸素運動と無酸素運動の両方を行うことができるため、ダイエットに効果的です。さらに、脂肪の特性を理解できると、脂肪が落ちない原因や改善点が見つかります。

今回は、キックボクシングと脂肪の関係について紹介します。

体の脂肪について理解しよう

そもそも脂肪とは、どのようなものなのでしょうか。さまざまな種類があるため、部位別の脂肪の落としやすさや、性別によって付きやすい脂肪の種類が変わることも理解しておきましょう。

脂肪について

脂肪は、私たちの体に必要不可欠なエネルギーですが、増えすぎると肥満や病気を引き起こす原因となってしまいます。なお、脂肪は大きく分けて以下の3種類があります。

内臓脂肪

内臓脂肪は、内臓の周りに溜まった脂肪です。特に腸の周囲に付きやすく、ウエストが太くなる原因と言えます。増えすぎると血圧や血糖値に影響がおよび、生活習慣病のリスクを高めてしまいます。

内臓脂肪が蓄積する原因は、加齢や食生活の乱れです。加齢によって基礎代謝が低下したり、偏った食事を続けていたりすると、余分なエネルギーが内臓脂肪として体内に蓄積されます。

一方、内臓脂肪はバランスのよい食生活や適度な運動を心がければ、減らすことができます。

皮下脂肪

皮膚と筋肉の間に蓄積した皮下脂肪は、体温を保つ役割を担っています。皮下脂肪が特に付きやすい部位は二の腕のほか、お尻や太ももなどの下半身です。

運動不足や食べすぎによって蓄積され、女性に付きやすい脂肪とされています。内臓脂肪と比べると、一度付いた皮下脂肪は落としにくいものの、運動や食生活の改善で減らすことが可能です。

異所性脂肪

異所性脂肪は、内臓脂肪や皮下脂肪に当てはまらない脂肪のことを指します。特に骨格筋や心臓・肝臓など、通常なら脂肪が蓄積されにくい組織の周辺に溜まりやすい脂肪です。

骨格筋の周辺に異所性脂肪が蓄積すると、血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなる可能性があります。異所性脂肪が増えると、心筋梗塞や脂肪肝のリスクを高める場合もあるので注意が必要です。

脂肪を落としやすい部位

脂肪は部位によって落としやすさが異なります。個人差もありますが、最も脂肪を落としやすい部位はふくらはぎで、次いで二の腕や肩周り、続いて太ももやお腹、最後にお尻の順とされています。ただし、ふくらはぎは脂肪を落としやすい半面、筋肉が付くことでダイエット効果が見えにくくなる可能性があるでしょう。

お尻の脂肪が落としにくい理由は、皮下脂肪が蓄積しやすいためです。お尻周りが気になり始めたら、すぐに食事や運動を見直して脂肪燃焼に取り組みましょう。

女性と男性での脂肪の違い

性別によって付きやすい脂肪の種類に違いが見られます。男性は、女性に比べて内臓脂肪が付きやすく、お腹周りが太くなることも珍しくありません。一方の女性は、女性ホルモンの働きによって、男性よりも皮下脂肪が付きやすい傾向があります。

脂肪が増える理由や筋肉との関係

肥満や病気の原因にもなる脂肪は、なぜ増えてしまうのでしょうか。ここでは、脂肪が増える理由や筋肉との関係について解説します。

脂肪が増えてしまう理由

脂肪が増えすぎてしまう主な理由は、カロリーの摂りすぎです。消費しきれないほどの高カロリーな食事を続けると、どんどん体内に脂肪が溜まっていってしまいます。

また、基礎代謝の低下も脂肪が増加する理由です。加齢や運動不足で筋肉量が減ると、基礎代謝も低下します。その結果、摂取カロリーが消費カロリーを上回り、脂肪として体内に蓄積されるのです。

脂肪と筋肉の関係

筋肉を増やすことで脂肪が燃焼しやすくなります。筋肉は基礎代謝にかかわっているため、筋肉量が増えると基礎代謝も高まり、消費カロリーも増加するからです。脂肪を減らすなら、筋肉を付けることが近道と言えるでしょう。

キックボクシングにはどんな効果がある?

キックボクシングで脂肪を燃焼しよう!脂肪が増える理由なども紹介

脂肪を燃焼させたいなら、キックボクシングに挑戦してみてはいかがでしょうか。ここでは、キックボクシングで期待できる効果についてご紹介します。

キックとパンチでの効果

キックボクシングでは、日常生活で意識的に使わない筋肉を動かすことが可能です。たとえばキックの場合、足を上げる動きから太ももやふくらはぎを、パンチも同様で、二の腕や肩周りを鍛えることができます。また、インナーマッスルも使うため、体幹を鍛えられるのも特徴です。

衝撃やひねりの運動での効果

キックボクシングは、パンチやキックによる衝撃が発生し、ひねりなどの動きも生まれます。衝撃を体の筋肉で支えるため、前鋸筋(ぜんきょうきん)が鍛えられ、脇下を引き締めることが可能です。

また、体をひねる動作は、お腹や腰周りのシェイプアップに効果が期待できます。

まとめ

脂肪には体温維持などの重要な働きがありますが、増えすぎると肥満や生活習慣病の原因にもなります。脂肪を溜めないよう食事のバランスに注意し、こまめな運動を心がけましょう。

効果的に脂肪を燃焼するなら、キックボクシングを取り入れるのがおすすめです。

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